性欲がない

考えてみたら、かれこれ一年以上ない。
妊娠前は妊娠するタイミングでしていただけなので、うまいことできたもんだなと思う。

妊娠中にセックスしないと、そのままセックスレスに移行する夫婦は多いらしい。
うちもそのパターンになるんだろうか。
我ながら理由がわからないので、手の打ちようもない。
夫のことは好きなのに原因不明。
夫もそんなに旺盛なタイプではないけど、たまに淋しそうに見えて申し訳なくなることはある。
子が産まれたらますますそれどころじゃなくなりそうだし、その辺どうするか真面目に話し合っていくしかない。

異性に対して何も感じることがなくなった。
道行く人はノコノコとかクリボーと同じ動く障害物みたいな感覚だし、芸能人をカッコイイな〜とか思うことも全くない。
これは人としてどういう状態なんだろう。
単純に三十路を過ぎたらなくなるのか。
どうもこの一年ぐらい対人恐怖が悪化してる感があるから、それでうつっぽくなってるだけ?のような気もする。

でも、病院行ったって薬もらうだけだし、第一今は妊娠中。
カウンセリングも高いしなぁ。

対人恐怖症の自助グループに興味あるけど、場所が遠くて今は体力的に厳しいので二の足を踏んでいる。
同じ悩みを持つたちと話したら少しはラクになるヒントがもらえるかもという気持ちと、行ったところで……っていう気持ちと両方ある。

昔、ネットの掲示板で対人恐怖症のメル友を作ったことがあったけど、いちいち自分自身の症状や境遇と比較されて、あんたは対人恐怖症とは思えない!自分のほうがよっぽどつらい!みたいなことを言われてすごく不快だった。
劣等感からなのか知らないけど、同じような悩みを持っててもそんな風に言えちゃうことが不思議だ。
自分と他人の症状を較べたところでなんの意味もない。
所詮みんな主観でしかモノを見てないし、自分の見たいようにしか見ない。
他人の痛みなんてわかるわけがない。
ただ、わからないなりに想像はしてほしい。
自助グループに来るぐらいだから前向きな人が多いはずだし、そんな無神経な人はいないと思うけど、またああいうタイプの人が来るかもしれないと考えたら嫌だ。
何にしろ今は無理だな。。
子供が産まれて落ち着いたらまた考えよう。

28週

病院へ妊婦健診。
ついに妊娠8ヶ月。
子は順調に育ってる様子だし、体重もキープしている。
なんだかんだであっという間だ。
いつのまにか上半期終わってるし。
たぶんあっという間に9月になってしまうだろう。

子供がいない最後の夏かぁ。
しかし、お金があるわけじゃなし、体調も崩しやすいから遠出もしたくない。
花火大会だけは近所だから行けそう。
あとは、せいぜい映画館と外食ぐらいだろーか。
今年はひきこもって終わりそうだな。


10億円につられてBIGに800円突っ込んでみるも、当然のようにかすりもしなかった。
ていうか一等なしってなんなの?
宝くじとしてありえないというかもはや詐欺じゃん。
次はロトかナンバーズに挑戦してみるか。。

妊婦だるすぎ

急にむしゃくしゃしたのでカロリーと栄養を気にせず、炭水化物ばかり食べてしまった。
クリームパン、ピザ、ジャムトースト、チーズトースト、カップうどん、ふりかけごはん……
オレンジジュースもガブガブ飲んだ。
なんとひどい食事であろう。
でも、おかげで気が済んだ。

味覚が少しずつ戻ってきてたのに、またつわりの頃の味覚に戻ってきてしまっている。
お米と野菜がマズい。
パンと甘いもの、たんぱく質、味の濃いものしか美味しく感じない。
いつも通りに作っていても、自分の作った料理がマズい……
主人は美味しいと言って食べてくれているから、やっぱり私の味覚の問題なんだろう。

とにかく毎日だるい。
だるすぎ。
家事とウォーキングだけで疲れ果てて、いくらでも眠れる。
お腹の存在感もますます増してきて、体が重い。
デブだから胎動あんまり感じないんだろーなーと軽く考えていたけど、ここにきてかなり感じるようになってきた。
特に寝ている時。
ウニョウニョと腹の中で何者かが蠢く気配が。
腸の動きとは明らかに違う。
あーいらっしゃるんだなー、本当に。
変な感じだ。
9月末には産まれてきちゃうのか。
テレビや外出した時に赤ちゃんを見ると不思議な気持ちになる。
そろそろ、入院時の準備とか子供を迎える準備を本格的にしないとなぁ。
早く産まれてきてほしいような、そうでもないような。

実家が近いから産後だけ実家にお世話になる予定だけど、その間の夫の食事をどうしようか模索中。
夫は全く料理をしない人間なので、弁当やジャンクフードだらけになるのは目に見えている。
せっかく私のカロリー計算に付き合って痩せてきたのに、また戻っちゃうともったいないもんなぁ。
調べた限りでは、ウェルネスダイニングの宅配弁当がベストだろーか。
塩分少なめ、カロリー控えめとか色々なメニューがあるみたいだし、冷凍でまとめて頼めるっていうのも受け取りやすくて良い。

ザ・ノンフィクション 会社と家族にサヨナラ…感想

たまにブログを読んでいるphaさんのドキュメンタリーが放送されると知り、録画したものを観た。

対人恐怖症の私からすると、出てくるのは自分とはまた違うタイプの社会不適合者の人たちばかりで、観て特に何か得るものはなかった。

みんなコミュニケーション能力あるもん。
他人と普通に共同生活してるし。
ていうか働いてるし。
全然ニートじゃない。
どっちかと言うと、フリーランスみたいな感じの生き方。
ゆるく無責任に生きているようで、簡単に真似できるものではない。

phaさんに憧れる気持ちはわかるが、安易に憧れるのはとても危険だと思う。
phaさんはもともとの能力がかなり高い人だ。
京大卒で他人に読ませる文章も書けるから本も出せちゃうし、コミュ障じゃないからルームシェアもできて友人も沢山いる。
全然働こうと思えば働ける人。
多くのニートはこういう「デキる」タイプじゃないと思う。
なんの取り柄もない上に人付き合いも出来なくて、就労意欲もなくて、なんつーか、もっともっと駄目な人なんだよな。
ニートとかフリーランスを続けるのにも才能がいるんだよね。。
普通に働いたほうが実はハードルが低いのかもしれない。

小林銅蟲さんについては素直に良かったねって思った。
かなえさんみたいに、男性を職業や年収などの条件で選ばない女性も普通にいることを意外とわかっていない男性は多い。
当然、婚活市場とかには間違いなくいないだろうけど。
ネットからの出会いってリスクもあるけど、コミュニケーション下手な人には向いてるんだろうな。
ダイレクトにその人の内面を知ることができるから、手っ取り早いというか。

確か、「野ブタ。をプロデュース」の台詞だっただろうか。
誰かがいれば取り返しのつかない場所からでも戻ってこれる、っていう言葉。
まさにそれなんだろう。
一人だとどこかで限界が来るけど、友達なり恋人なり、仲間がいればどうにかなる。
傷ついたりわずらわしくても、人とのつながりがなければ、人間はやっていけないようにできているんだろう。

思い出す雨の音に……

お題「雨の日に聴きたい曲」

 


 
カリガリについては語れるほどよく知らないのだけど、前のボーカルの時の方が個人的には好き。
ヴィジュアル系ぽくなくてアングラ感があって。
 
 
この曲も、今の季節になるとふと脳裏をよぎる。

ラズマタズって変態性を抜いたスピッツって感じで結構好きだった。
それが今ひとつ売れなかった原因かもしれない。
スピッツと較べてしまうと、ボーカルの差が歴然。。
曲はいいけど他の部分で引っかかりが少ないっつーか、どこかマニアックだったりミーハーな層がとっつきやすい部分がないと、熱心なファンっていうのはなかなかつきづらいんだろうか。
 

もしも我が子がLGBTだったら

なんとなく録画しておいた「ぼくのバラ色の人生」を観る。
これが結構よかった。
ざっくり書くと、女の子になりたい男の子の映画。
わりと深刻なテーマだけど、フランス映画らしいポップな色彩感覚やメルヘンチックな空想が随所に挿入されるせいなのか、あまり重たくならずに観られた。
ラストは希望が示されているけど、あまり答えのはっきりしたエンディングでもなく。
もう一つ何か深いエピソードがあれば文句なしに名作と呼べた気がする。

主役の男の子がかわいくて癒された。
変にナヨナヨした感じじゃなく、何というか自然なかわいらしさ。
性同一性障害であることがまるで精神病のような扱いなのがびっくりだったが、97年の映画ということで、いま作ったらまたちょっと描かれ方が違うのかもしれない。

それにしても、学校を辞めさせられたり、父親が会社をクビになったり(これは直接的な原因ではないのかもしれないが)こんなにも差別的なものなのかなぁ。
日本だと、さすがにここまでのことはないような。
もちろん日本にだって多少差別はあるだろうけど、それでも世界的に見たら寛容な方なんじゃないだろうか。
同性愛者というだけで殺されたりする国もある中で、こんなにオカマが普通にテレビに出てる国って他にあるのかしら。
そもそも江戸時代ぐらいまでは男色も珍しくはなかったみたいだし。
そういう男の人が女装したりとかも普通だったらしい。
つまり、男の娘だの女装子だのなんて昔からあったわけで。
なんかやたらホモネタが好きな人たちがいるのも、そういう文化の流れがあってのことなんじゃないだろーか。

もし、将来息子が女の子になりたいと言いだしても、私はそんなにショックではないと思う。
私も顔に似合わず少女趣味なところがあるんで、息子がかわいいものが好きならそれはそれで嬉しいし。
むしろ、エミリーテンプルキュートのお洋服とか着せて、ニヤニヤしちゃうかもしれない。
息子に生まれてきた時点でかわいい洋服を選ぶ楽しみなんて普通はなくなるもんね。
ちょっと変わった娘を授かったんだと思えば、特に不幸なことでもないと思う。
そんなことより他人や周りを故意に傷つけたり陥れたりするような卑怯な人間になるほうがよっぽど嫌だ。

しかし、同性愛者は子供を産めないのに、一定数の同性愛者が自然と生まれてくることが不思議。
そうすることで世界の何かしらのバランスを取ってるのだろうか。

26週

病院に妊婦健診へ。
とりあえず体重は2kgプラスのままキープしているし、子も順調。

助産師さんに体重管理が見るからにつらそうで心配って言われてしまった。
いや違うんだ。
体重管理も確かにストレスだけど、対人恐怖で挙動不審なだけなんだ。
よく知らない人と話すと顔がひきつるし声も小さくなるし変な汗が出てくるんだよ。
ただ性格が陰気で緊張しやすいだけなの……
とはさすがに言えず。
でも、心配されるほど陰気なのは良くないな。
妊娠してから他人と接しなくなったから対人恐怖及びひきこもり度が加速してる感あるある。

体調もずっとイマイチだし常に眠いしお腹は重いし、しんどい。
母親教室とか全く行きたくねえ。
でも、一回ぐらいは行かないとなあ。
ああああ。しんどい。
これからもっとしんどいのかなあ。

妊婦ってホント全く楽しくない。
もうすべてが不安でしかない。
人が一人生まれてくるという重み。
人の人生を背負うという責任。
重い、重い、重過ぎる。
子育てなんてこんな自分に出来るのか?
母親役が果たしてつとまるのか?
深く考えていくと気が遠くなる。
コンティニューなんてないんだ、常に一機で勝負なんだ。
ああああああああこわい。
親になった人は皆こういう不安や恐怖はないまま親になったのだろーか??
だとしたらみんな強いよ、強すぎるよ。