生きづらい その2

ちょっと前に日記を書いてから、ふと気づいた。

夫に実家の家族のことを話している時、子供の頃に家族にされたことでいまだに傷ついている自分がいる。

ここに具体的なことは書きたくない。

書きたくないという時点で、やっぱり癒えていないんだと思う。

自分の中で解決出来ていない証拠。

でも、家族の中ではとっくの昔に解決したことになっている。

それがモヤモヤしている原因だ。

許すというか許した方が楽だなと頭では思っている。

恨んだり怒ったりするのはすごく疲れる。

私は今は幸せではある。

だから、普通に盆や正月には実家に顔を出しているが、本当は行きたくない。

心の底では許していない。

絶縁したらラクだろうなと思う。

なぜしない、出来ないんだろう。

どこかで実家の家族に依存しているんだろうか。

親に対して、感謝がある部分もないわけじゃないから変な義理を感じているんだろうか。

私も精神的に自立できていないということなのか。

 

 

家族へのモヤモヤした気持ちを今まで誰かに話したことはなかったが、夫に話してみて、それはひどいね、と言われると、ああやっぱりひどかったんだ、と思った。

ようやく本当の味方が出来たんだという安心感と同時に、私の人格は家庭環境によって歪められたのではないかという長年の疑いが事実としてはっきりしたことで余計に傷ついた部分もあり、複雑。

環境がおかしいかどうかなんて子供の時は気づけない。

生まれた時からそれが当たり前だから、そういうものなんだと思ってしまう。

育ってからわかってもどうにもできない。

時間は戻らないし、今更、家族を責める気にもなれない。

どうせ、今は反省してるし昔のことだし、もう全ていい方向に進んでるしいいじゃない、みたいな話の流れになるだろう。

ていうか、前にちらっと母親に話した時はそんな風な言い方で流された。

他人が言うのはわかる。

時間が解決するよ、みたいなこと。

でも、それを諸悪の根源が言うのはおかしいよね。

加害者が被害者にあなたは私を許すべきだよね、って強要するのは絶対におかしい。

おまえが言うなって話。

 

どうすればモヤモヤが晴れるのか。

解決するのか。

もう絶縁する!なんて宣言するのも面倒臭い。

ただ静かにフェードアウトしたいだけ。

 

今度転勤したらかなり遠くなるし、しばらく実家に帰るのはやめてみよう。