関ジャムのV系特集でFANATIC♢CRISISがスルーされるの巻

関ジャムのV系特集、やっと観られた。
ラルクに触れないのはまぁ大人の事情とわかるけど、ヴィジュアル系四天王のFtCに全く触れないのはどうよ?
そういえばディルには触れたのに、PIERROTもスルーだったな。
権利の問題とかなんかややこしいことがあるんだろーか。
iTunesにもFtCの曲って一曲もない。(マリスもないけど)
iPhoneではFANATIC♢CRISISって一発変換できるのにも関わらず。
へんなの。

でも今地上波の番組でヴィジュアル系の特集をしてくれたことが嬉しい。
さすがBraek outをやってた局だけある。
キリショーのヴィジュアル系への愛を感じた。

確かにヴィジュアル系って音楽のジャンルじゃなく、文化という方が正しい。
バンギャの文化もすんごい独特だし。
ただ単に音楽が好きというより、バンドに傾倒するあまり人生のスタイルそのものになってしまうというか、ファッションや人間関係も含めてどっぷり浸かってしまうあの感じ。
バンギャの年齢層が低いだけに、好きなものにガッツリ影響されてのめりこんじゃうっていうのもあるのかも。

私の若い頃は、好きなメンバーのコスプレをして原宿に集ったり、ライブネームとか言って本名とは違うV系っぽい名前を名乗ったり、華族様募集とか言って前略プロフィール内での家族を作ったりとか、バンギャ内のド痛な文化が色々あったけどああいうのまだあるのかな。
きっと形を変えて存在しているに違いない。
演ってる側もファンもリアル中二病だから。
まぁ十代って基本痛いよね。
でも痛くても若気の至りで許されるし、それも成長の過程の一つなんだろう。

不思議と思春期の頃に聴いてた音楽って忘れない。
私がいまだに(もはや形骸化してしまった)ヴィジュアル系を聴き続けているのも、たまたま十代の頃にブームがあったから、最初に傷をつけられてしまったから、というのが大きいと思う。

正直、最近の若いバンドは全然ピンとこないや。
なんでヴィジュアル系やってるのかよくわからないバンドが多い印象。
手っ取り早くバンギャにチヤホヤされて局地的にモテたらそれでいいのかな?
奇をてらってるだけで音楽的な教養も全くない感じで、聴いててつまらん。
昔から売れてる一部のバンド以外はヴィジュアル系バンドなんてほとんどそうだった気もするし、私がおばさんになっただけかも。

私の好きなことは全部中学生ぐらいからの延長の趣味だったけど、だんだんハマれるものが少なくなってきてしまった。
無条件で楽しいと思えることが少ない。
こないだ秋華賞当たって楽しかったけど……
あまりギャンブルにハマるのもね。
できたら、競馬以外で楽しいことを見つけたい。