マンガ図書館Zで読んだ漫画感想

暇つぶしに、無料で読める漫画アプリ・マンガ図書館Zをダウンロードしてみた。
試み自体はとても良いと思うんだけど、絶版になった漫画を集めてるからか、古くてマイナーな漫画がほとんど。
昔読んでたなかよしとかりぼんの少女漫画を読みたかったんだけど、ほとんどなくてがっかり。
あと検索が微妙に不便。
もっとジャンルを細かくしてほしい。
以下、読んだ漫画の感想。

・蔵六の奇病(日野日出志)
表題作を含めたホラー短編集。
子供の頃、この人の絵を見た時は怖くてとても漫画に手が出なかったのだけど、今見てみるとかわいげすら感じる不思議。
大人になってグロ耐性がついた、いやつき過ぎたんだろーか?
読んでみると怖いというより、主人公の境遇がただただ可哀想で泣いてしまった。
醜いのは結局人間の心、というテーマは楳図かずおの漫画にも通じるものがある。

・あいの話(清水ともみ)
アウトローに生きてきた青年が盲目の捨て子を育てる話。
ちょっとあざといかな?と思う部分もなくはなかったけど、これまた泣いてしまった。
どうも子供が絡んでくる話は客観的に見れなくなってきた。

・すとれんじマンション(影崎由那)
むかーしエロゲで名前を見たことあるなあと思って調べたら、コ・コ・ロ…2の原画の人だった。
意味なく性転換、ストーカー、レズ、オタク夫婦が出てきたり、いかにもそっちの畑の人の漫画だなあという印象。
キャラが出てくるだけでストーリーにはなってない。
エロゲならそれでいいのかもしれないけど漫画としては辛い。